函館にたどり着き、チャリダー(自転車旅行者)は期待いっぱいに北海道ツーリングをスタートする。
しかし走り始めてほどなく、いきなり待ち受けている関門が、大沼に入る直前のトンネルに続く坂!なのである。あこがれの北海道に着いた途端、洗礼を受けるんだ。と昔チャリダーだった友人は言っていた。
その洗礼をしっかり受け、だらだらと続く坂を越え、彼らは大沼にやってきた。
背中いっぱいに「こんなん坂やあらへん」の文字。
若さあふれるパワーと笑顔できっと、これからいくつもの坂も越えるのだろう。
総勢6名の彼ら。今日は八雲まで走るという。
大沼に来てくれてありがとねえ。がんばってねえ。と心から手を振った。
(南国育ち Y)